投資の哲学 -理論で為替市場に勝つためには-

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外国為替は何で変動するのか?


外国為替相場が動かなかった場合、つまり1米ドルが120円のままだったら、どうなるでしょう。
金利を考えなければ、利益を出すことも損失を出すこともないということです。
つまり、為替が変動しないと外国為替への投資は面白くもなんともないということです。

外国為替が変動する原因を考えてみたいと思います。
それはきっと、投資で利益を出すこと、投資で損失を出さないことのヒントになると思われます。


実は為替の変動要因は非常に多くあって、それらが色々な要因で為替を動かすことになります。
大きく分けると以下のようになるのかなと思っています。

@金利差

前の頁でも取り上げましたが、最近大きなトレンドを作っている要因にこの各国の金利差が挙げられます。
オーストラリアドルやニュージーランドドルの金利は日本の何十倍にも相当します。その他の国でも同様です。
その金利を取りに行くことで、みなが外貨を購入した場合、為替を変動させる要因と考えられます。
最近の個人投資家の増加によって、この要因が作り出すトレンドはさらに大きくなったのではないかと思っています。


Aファンダメンタルズ

米国や日本、ヨーロッパなどの経済が今どんな状態にあるのか?という最も大切な指標です。
これは大きな、長期的なトレンドを作りうる一つの要因となります。
例えば、単純に考えますと、日本の経済よりも米国経済がよければ米ドルを持っていたいと皆が考えます。
また、それよりもヨーロッパ経済が今後上昇する可能性が高い場合、ユーロの価値が上昇すると考えられます。
このように各国の経済価値とその可能性によって為替の変動を起こす要因となります。


B政治的要因

中国が一番よい例だと思うので、ここでは中国の話題から入ります。
現在中国では人民元という通貨が使用されています。この通貨は実際に海外の投資家が実際に保有することはできません。
また、人民元は米ドルの価値とあまり変動しないように中国政府が決定しています。つまりほぼ一定の価値が継続されています。
それに対して、米国は、『自由に変動するようにしてください!!』と強く発言しています。
このように政治的要因によって通貨の価値は変動したり、変動しなかったりする場合があります。
もちろん、一般的な米ドルやユーロ、豪ドルも政府の思惑で売られたり、買われたりします。


C資金フロー

一昔前まで、我々にとって一番安全な資産は米ドルでした。そのため、様々な投資家や企業、国家が米ドルを保有しています。
ただ、米国が安全ではないのではと考えられ始めた頃から、米ドルの代わりにユーロを保有しようとする動きが見られます。
各国の中央銀行も米ドルの保有割合を下げてユーロなど他通貨を持つところが多くなっています。
また、国境を越えてM&Aが活発になった場合、資金が大きく流れる場合もあります。
このように国家、企業、個人投資家がどの通貨を持ちたいか、というお金の流れでで相場が形成される可能性も存在しています。


D地政学的リスク

米同時多発テロ事件によって米国は未曾有の混乱に陥りました。あの悲劇は決して忘れてはいけないことです。
その際、米国の安全神話にも陰りが見られ、実際に米国から資金を引き上げる投資家が多く存在しました。
このように、戦争やテロ、紛争などによって資金の流れが変わる場合も為替が大きく動く要因となります。


E経済指標

こちらは短期的な為替変動になります。経済指標とは一ヶ月ごとなどで各国の経済の状態を表す数字です。
皆の予想よりも良い数字、悪い数字などが出た場合、為替に変動を与える要因となります。
ファンダメンタルズに影響を与えそうな指標ほど、また予想と大幅に離れるほど為替の変動要因となります。
短期的に動かす要因ですが、長期トレンドをつくるきっかけになりえることもあるので注意が必要です。


F要人発言

こちらも経済指標とともに短期的な為替変動になります。
米国の偉い人などが為替など経済に対してコメントした場合、短期的に為替を動かす要因となりえます。

@〜Fが完全に読み取れる人は世界どこにもいません。
それが間違いがなく、永久にできる人は1年以内に大金持ちになって為替の世界から足を洗うでしょう。
ただ、それを旨くコントロールして損失を出さないようにして、利益を出すことを目指す。
それができれば利益を旨く出し続けることに大きく一歩近づくと考えています。


為替投資の基本→@〜Fをしっかり考え、その考えに基づいて動く。
            特に大きな流れを決定するものについては一層の注意が必要!!




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