投資の哲学 -理論で為替市場に勝つためには-
コラム2007年5月12日 <ユーロ> 通貨表示:EUR @ユーロという壮大な実験 ユーロはEUという地域で使われている通貨のことです。 地域なので国ではないのです。 今まで一国家一通貨が通常の状態でした。 それを複数国家一通貨として経済を統一するということを構想し、実際に行うこととなりました。 これは近代文明の中では今までどの地域でも行われた事がなかったのです。 まさに壮大な実験と考えることができます。 Aユーロはなぜ実現できたのか? ユーロが実現できた理由、それは米ドルという仮想敵通貨があってのことでしょう。 当時米国は世界に覇を唱える国家として、米ドルの価値、米ドルの強さを前面に押し出していました。 それはマルクを扱うドイツ、フランを扱うフランス、そのほかのヨーロッパの国々にとって面白くないことだったでしょう。 結局プライドの高いヨーロッパの人間にとって、米国という存在が、米ドルという存在が許せるものではなかった。 どれほど小難しいことを並べてみても、そんなもので経済は動くのです。 Bユーロはまだ実験道半ば ユーロの存在感は9.11以降かなり大きなものになっていると感じています。 それは通貨に対する信用の増加であり、ユーロ圏の安定に対する信用の証でもあるのでしょう。 ただし、ヨーロッパ圏は現在も拡大を続けています。 ユーロ加盟国として、現在27の国家があり、13の国がユーロの使用を行っています。 ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、ドイツ、フランス、イタリアを原加盟国です。 その後、イギリス、アイルランド、デンマーク、ギリシャ、スペイン、ポルトガルが加盟。 1995年以降に、オーストリア、フィンランド、スェーデン。 加えて、ポーランド、ハンガリー、スロベニア、チェコ、スロバキア、リトアニア、ラトビア、エストニア、キプロス、マルタ。 2007年にはルーマニア、ブルガリア。さらには今後、クロアチア、マケドニア、セルビア、トルコと候補に挙がっております。 国家にはそれぞれも文化があり、経済活動がそれぞれ違っています。 さらには宗教や民族も違うため紛争が絶えなかったのがヨーロッパの近代史といっても過言ではありません。 これをどのように経済の面でまとめていけるのか?それが今後のユーロの課題であり、ヨーロッパの課題でもあるのでしょう。 Cそれでもユーロは成長する 様々な課題を賭ける壮大なる実験であるユーロですが、米国の衰退はユーロを相対的に成長させることとなるでしょう。決済通貨としての地位を確立することができたユーロは安定した通貨としてまだまだ流通量を大きくしていくのではないかと思っています。もちろん、ユーロの経済のファンダメンタルズが弱くなった場合、一時的なユーロ下落は想定できます。ただし、ユーロが米ドルに対して1を切るような事態は今後想定できないです。適正な価値として、1.2500くらいかなと考えております。 ただし、中国人民元の動向によって大きく変動する可能性は視野に入れておく必要があるでしょう 。 為替トップページに戻る |
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